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空蝉(うつせみ)

空蝉、セミの抜け殻のことですが、別に「源氏物語」五十四帖の第三帖「空蝉」をも思い出します。フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』には次のように書かれています。

魅力的な源氏の求愛に惹かれ悩みながらも、身分が釣り合わない立場であることを理解しており、逢瀬の後はいくら掻き口説かれてもなびこうとはしなかった。二度目に寝所に忍び入られた時には一枚の薄衣だけを残して逃げ去った。そのとき源氏がセミの抜け殻に託して送った和歌が名前の由来。その後、夫に従って京を離れた。

皮肉にも、驕慢な貴公子であった源氏にとって、空蝉の拒絶が彼女を忘れられない存在にした。

控えめで、容貌も非常に地味な女性であったが、小柄で立ち振る舞いが水際立っており趣味も良かった。求愛に対しても、悩み迷いながらも最後まで品良く矜持を守り通し、貴公子である源氏を感心させている。

彼女のモデルに関しては、境遇や身分が似ているため、作者である紫式部自身がモデルではないかと言われている。

志高でメタセコイアの木の下で上を見上げると、メタセコイアの葉にたくさんの空蝉がぶら下がっていました。

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